黄金の七つの知恵:第六の知恵

お金
この記事は約3分で読めます。

今回のテーマ:黄金の七つの知恵

名著、とされる「バビロンの大富豪」を読んでみました。
今回はその中から、現代でのも通用する黄金の七つの知恵を順にご紹介したいと思います。
これを知って今日から行動を起こせば、近い将来あなたにも立派な財産が築かれているかもしれません。
何だか怪しげな情報商材のようですが、財産を築くためには不滅の原則がある、とのこと。
非常に勉強になる内容でしたので、皆さんにも共有させていただければと思います。


知恵の内容

第1の知恵:財布を太らせることから始めよう
第2の知恵:自分の欲求と必要経費とを混同するべからず
第3の知恵:溜めた資金は寝かさずに増やすべし
第4の知恵:損失という災難から貴重な財産を死守すべし
第5の知恵:自分の住まいを持つことは有益な資産と心得よ
・第6の知恵:将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取り掛かるべし
第7の知恵:明確な目的に向かって自己の能力と技量を高め、良く学び、自尊心を持って行動すべし

第7だけ2つ分はあるかもしれませんが、この内容を七つの知恵、としています。
早速ご紹介したいと思います。

第六の知恵:将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取り掛かるべし

ストーリー
バビロンの大富豪であるアルカドは王様の名を受け、自分が財産を築いた七つの知恵を一日に一つ、人々に伝授しています。アルカドは一日目~3日目でお金を溜めて増やし、いかに守るかを伝授しました。5日目には不動産に関して触れました。*まだの方は1日目~5日目のお話をご覧ください。

アルカド
アルカド

どんな人間の一生も子供から老年へと進みます。これが人生の成り行きであり、この道から外れる人はいません。このため、富を増やす知恵を会得したことで資金の余裕が大きくなっている人には、将来に備えて相応の所得を用意しておくこと、たとえあなたが死んでも家族が快適な生活を続けられるように準備をしておくこと、この二つを私は提案します。

参加者
参加者

ふむふむ、具体的には

アルカド
アルカド

不動産を買う方法もありますが、少額のお金を金貸しに預けて、これを定期的に積み立ててゆくこともできます。預けた金に利子が加わって、お金の増え方はずっと大きくなります。

参加者
参加者

利子が加わる?

アルカド
アルカド

アンサンという名のサンダル作りのお話をしましょう。彼は毎週銀貨二枚を毎年利子25%で金貸しに預けていました。8年たってから利子を含めていくらになっているのかを聞いたところ、なんと千七十枚になっていたのです。私も喜びともに計算をしたところ、もう十二年間、同じことを続けた場合、銀貨は四千枚以上になり、残りの人生を十分養っていけるでしょう計算となりました。

参加者
参加者

4千枚!?

アルカド
アルカド

このように少額でも定期的に積み立てていけば驚くほどの収益が得られるのです。これを全員が行えば年老いたときのお金や家族を守る財産で困る人はいなくなります。商売や投資がどれほど繁盛してもこの原則は変わりません。これが第六の知恵となります。年老いてから必要なお金と家族を守るために必要なお金はあらかじめ用意しておくこと、です。

皆さん、いかがだったでしょうか。このお話は資金に余裕ができたら、少額でいいから利子が付くものに積み立てておくと、将来大きなお金になりますよ、ということを言っています。個人的に気になった点は、現在で年利25%もつくような金融商品は地雷です。詐欺などを疑った方が良いレベルです。現在は株で年利10%も行けば相当成功していますので、ご注意を!

現代では、この第六の知恵を活用できる場として、国がNISAや確定拠出年金などの税制優遇制度儲けています。毎月定額を積み立てていく制度ですので、無理のない範囲で積み立てることができれば将来の老後資金はかなり確保できると思います。

気になった方はこちらこちらを参考にしてください!それでは!

コメント