お話と教訓:空を飛ぶ馬

昔話
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今回のテーマ:空を飛ぶ馬

昔話には人生の教訓、生きるためのヒントが散りばめられています。今回は空を飛ぶ馬というお話をご紹介したいと思います。一緒に考えてみましょう。

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学べる教訓

・取り組むことで可能性が生まれる。

お話の内容

昔、ある男が王の怒りを買って死刑を宣告されました。男は王に命乞いをしました。

「王様、私に王様の馬をお預けください。一年の猶予をいただければ、馬に空を飛ぶことを教えましょう。一年経ってできなかったら私を死刑にして下さい」

王様はこの命乞いを受け入れました。ただし「一年経って私の馬が空を飛ばなかったら、お前を殺すからな」と付け加えました。

この話を聞いた囚人の仲間は彼をなじりました。
「馬が空を飛ぶはずがないだろ!」

さて、この後男は何と答えたでしょうか?

男はこう答えました。

「一年以内に王様が死ぬかもしれない。私が死ぬかもしれない。あの馬が死ぬかもしれない。一年の間に何が起こるかを誰が言い当てられる? それに一年あれば馬が飛ぶようになるかもしれない」

解説

皆さんいかがだったでしょうか?

このお話は確定した死ではなく、わずかな生存の可能性を残した男のお話です。
王様の怒りを買うだけで死刑になるなんて、非常に恐ろしい世界ですね。

男は不可能な課題を設定し、それに取り組むことでまず、自らの寿命を1年間延長させました。
さらに最後の男の言葉からもわかるように、一年間もあれば色々なことが起きます。

男が上げた他にも、クーデターが起きるかもしれませんし、1年もあれば、王の怒りも収まっているかもしれません。

このお話の大事なところは、何もしない場合は確定した死が待っていますが、荒唐無稽なことであっても、取り組むことで可能性が生まれる、という点だと思います。

人は何かを始める時、何かしらの理由をつけたがります。実際何もしない方が楽ですし、安全かもしれません。
しかし、それは同時に始めることで生まれる数多の可能性を捨て去ることに他なりません。

皆さんも何か自分の中のブレーキが利き始めたなと感じたら、このお話を思い出してみてください。

他のお話はこちら

それでは!

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