お話と教訓:ネズミの恩返し

昔話
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今回のテーマ:ネズミの恩返し

昔話には人生の教訓、生きるためのヒントが散りばめられています。今回はネズミの恩返しをご紹介したいと思います。一緒に考えていきましょう。

学べる教訓

・強いことは万能なことではない。
・情けは人の為ならず

お話の内容

あるときにライオンが寝ていると、ライオンの身体をうっかり駆け上がってしまったネズミがいました。ライオンは目を覚まし、ネズミを捕まえます。

すると、ねずみはライオンに向かって命乞いをしました。
「どうかお許しください。私の命を助けてください。もし見逃してくれたら、いつか必ず恩返しをすることをお約束します。」

これを聞いたライオンは思いました。
「こんな身体の小さなネズミが、百獣の王である私を助けることなどできないだろう」
しかし、きまぐれにネズミのことを逃がしてあげました。

さて、この後二匹はどうなったでしょうか?

それからしばらくしたある日、このライオンは人間の仕掛けたワナに引っ掛かってしまい、縄で動けなくなっていました。このままでは人間に見つかって殺されてしまいます。

ライオンがうめき声を上げていると、いつか助けたネズミがどこからともなく姿を現しました。ネズミはライオンに絡み合っている縄を自分の鋭い牙で噛み切りはじめました。

ネズミは見事にライオンをワナから救い出し、あのときの約束を果たしたのです。

解説

皆さんいかがだったでしょうか?

小さなネズミであってもライオンを助けることができおり、このお話は、強者でも弱者の助けを必要とする、ということを教えてくれます。

自分の力が強いから、自分の立場が強いから、という理由で他社に高圧的になりそうな感情が沸いた時には、ぜひこのお話を思い出しましょう。自分では強いと思っていても、決してなんでもできるわけではありません。

自分にとって足りないところには、他者の力を借りる必要があります。自分の力を過信するのではなく、万能ではない、できないこともあるんだ、と認識することが大切なのだと思います。

また、このお話でもう一つ大事な点は気まぐれで見逃したネズミが自分の危機を救ってくれたというところです。情けは人の為ならず、と言いますが、このお話はそのことを教えてくれます。皆さんも自分の為にどんどん情けかけていきましょう。

因みに情けは人の為ならず、をその人の為にならないから情けはかけない方がいい、という意味だと思っている人も多いとか。この意味のことわざは情けが仇というという意味ですので、ご注意を。古語と現在文法の違いでこのような間違いが起きるそうです。

他のお話はこちら

今回はこんなところで、それでは!

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