5つの粘土板:一枚目

お金
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今回のテーマ:出土した5つの粘土板

名著、バビロンの大富豪を購入しました。
今回はその中で、出土した5枚の粘土板、に関して共有していきたいと思います。
この石板には借金をしていた男が、財産を溜めながら返済していく様子が記録されています。
どういう風に返済をしていったのか、遥か昔のお話ではありますが、現代でも通用するところもあると思います。借金で困っている人、将来の知識をつけたい方は一読してみてはいかがでしょうか。


5つの石板

・第一の石板
第二の石板
第三の石板
第四の石板
第五の石板

一枚ずつ見ていきたいと思います。

第一の石板

粘土板
粘土板

今宵、月の満ち尽くす日にあたり、この私ダバシアはシリアでの奴隷の境遇より先日期間したばかりの身であるが、多額の負債を返済し、生まれ故郷バビロンにて人々の尊敬に値する人物となるべく決意を固めた。この大いなる願望を達成するまで、わが行動の記録を円急に残すため、ここに粘土板を刻むものである。

石板の内容からは並々ならぬ決意を感じますね。実はこのダバシアさん、故郷バビロンで身の丈に合わない高級品を買うために借金を重ねていました。その借金を返すために強盗になったものの捕まり、奴隷となってしまいます。

ここまでだと同情は出来かねますが、ダバシアさんは奴隷の身に落ちてから、ようやく自分の弱さのためにこのような境遇となったこと、自分の魂までは奴隷になっていないことに気づきます。彼の主人の奥さんはそんなダバシアさんを見ていましたので、彼に逃げ出すチャンスを与えました。彼は命かながら逃げ出し、決死の思い出砂漠を超え、ついに故郷バビロンにたどり着くことができました。この粘土板は、そんなダバシアさんが残した石板です。

粘土板
粘土板

これは我が親友である金貸しメイソンの賢明なる忠告のもとに実行されるものである。「名誉を重んじる人間ならば、誰でも夫妻から抜け出し、財産と自尊心を獲得できるようになる」メイソンが保証したこの言葉に基づく計画に、私は忠実に従う決意である。

メイソンというのは石板にもあるようにバビロンで有名なお金貸しの名前です。彼メイソンからもお金を借りていて、その彼に返済の相談をしたのだと思われます。

粘土板
粘土板

この計画は我が願望であり期待ともいえる三つの目的を含んでいる。

第一に、この計画は我が将来の繁栄をもたらすものである。このためにすべての収入の10%を自分のものとして取っておくことにする。

ここで10%ルールが出てきました。これはアルカドというバビロンの大富豪が提唱しているもので、詳しくはこちらをご覧ください。メイソンもアルカドと交流があったようですね。

粘土板
粘土板

第二に、この計画は忠実にも実家から私の元へと戻って来てくれた我が最愛の妻を支え、彼女に美しい服を着せられるようにするものである。

このために収入の70%を使って、住む家、着る服、食料、それ以外のわずかな出費をまかぬことにする。生活に楽しみと喜びが書けることがないようにするためだ。しかし、メイソンは同時に、この立派な目的のためであっても出費が収入の70%を超えることがないように最大の注意を払いことを命じた。この計画の成否はこの点にかかっている。私はここに収入の70%で生活することを誓う。

一枚目の石板には三つの目的の内2つしか刻まれていないようです。金貸しメイソンは借金漬けの場合であっても、割合で返済と貯蓄をしていけ、と言っていますね。確かにこれを続ければお金を溜めながら、借金が返済できます。他の石板にはどんな内容が刻まれているのでしょうか。

今回はこんなところで、それでは!

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