お話と教訓:六人の盲人と像

昔話
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今回のテーマ:六人の盲人と像

昔話には人生の教え、教訓が散りばめられています。今回は六人の盲人と像というお話をご紹介したいと思います。一緒に考えていきましょう。

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学べる教訓

・物事を多面的に見ることが大切

お話の内容

ある日、6人の盲人が象を触ってその正体を突きとめようとしました。

さて、6人の盲人はどうなったでしょうか?

1人目は象の鼻に触り、「象とは蛇のようなものだ」と言いました。
2人目は象の耳に触り、「象とはうちわのようなものだ」と言いました。
3人目は象の足に触り、「象とは木の幹のようなものだ」と言いました。
4人目は象の胴体に触り、「象とは壁のようなものだ」と言いました。
5人目は象のしっぽに触り「象とはロープのようなものだ」と言いました。
6人目は象の牙に触り、「象とは槍のようなものだ」と言いました。

それから6人の盲人たちは長いこと言い争い、それぞれが自分の意見を譲りませんでした。

解説

皆さんいかがだったでしょうか?

今回のお話はそれぞれ皆正しいことを言っているのに、全員が他の人を正しくない、と思っているというお話です。たとえに盲人を登場させていることが気になりますが、要は人は誰しも物事を一つの側面でしか捉えられない、多角的に物事を見ることが大切、ということを伝えたいのだと思います。

人は物事を判断するとき自分の経験で判断します。しかし、それぞれ生きてきた経験が異なっているので、同じ視点になることはあり得ません。また、自分の経験が元になっているため、それだけが正しいのだと錯覚してしまうことも多いです。

自分と違う意見を持っている人と全く意見が擦り寄らない時は、お互いに、同じものを違う視点から見ているに過ぎないのではないか?ということを考えてみましょう。きっと意見がまとまり、より良い結果を見つけることができると思います。

他のお話はこちら

それでは!

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