お話と教訓:水槽の中のカマス

昔話
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今回のテーマ:水槽の中のカマス

昔話には人生の教訓、生きるためのヒントが散りばめられています。今回は水槽の中のカマスというお話をご紹介したいと思います。一緒ん考えてみましょう。

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学べる教訓

・新入りや自分の価値観とは違う人が自分の視野を広げてくれる。

お話の内容

水槽の真ん中に透明なガラスの仕切りをつくり、一方に数匹のカマスを入れ、もう一方にカマスの餌になる小魚を入れました。カマスは餌を食べようとして突進するものの、ガラスの仕切りにぶつかっては跳ね返されてしまします。何度も繰り返すうちに、とうとう諦めてしまいました。

その後、透明なガラスの仕切りを取り除いても、カマスは決して小魚のいる方へは行こうとしませんでした。

しばらくしてから、新入りのカマスを水槽に入れました。

さて、この後カマスたちはどうなったでしょうか?

何も知らない新入りは、一直線に餌に向かって突進しました。それを見ていた古株のカマスたちは『あの餌は食べられるんだ』ということに気づき、先を争って餌に向かって突進していきました。

解説

皆さんいかがだったでしょうか?

カマスは再三にわたり餌に突進しますが、壁にぶち当たり、やがて餌を追わなくなってしまいました。誰でも、努力をして結果が得られない状態が続くとやる気がなくなってしまうと思います。

ただ、時と場合によっては同じ方法でも結果は変わってくるかもしれません。
また、結果が得られないた状態が続いて、やる前から「どうせ無駄だから」、とあきらめてしまうことも良くありません。

そんな時には、先入観の無い新入りや、自分とは別の価値観の人が道を切り開いてくれるかもしれません。自分では無駄だと思っている他人の意見は受け入れ、一度はやってみてもらうと自分の世界も広がるかもしれませんね。

他のお話はこちら

それでは!

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