今回のテーマ:ラテンパーカッション
以前オーケストラと吹奏楽で使用される打楽器を紹介しましたが、今回は種類の多いラテン系の打楽器を紹介していきたいと思います。ラテン系の楽器はフィーリングのソロがあったりと、割とフリーダムな楽譜が多いです。*画像は全て楽天市場へのリンクとなっています。
ボンゴ
大きさの違う二つの太鼓をセットにしたもので、大きい方がエンブラ(hembra)、小さい方がマッチョ(macho)。 hembra は「女性」で、macho は「男性」の意味だそうです。 片手でも持てるくらいの小さな太鼓で、膝に挟んで叩くそうですが、私が吹奏楽でするときは、専用スタンドの上に置いて叩いてました。もともとキューバの楽器ですが、世界中、色んなジャンルの音楽で多用されているそうです。音はコンッという音がしますが、名前はボンゴです。
コンガ
ボンゴと同じように2つセットで使用することが多いです。キューバの民族楽器で現地ではトゥンバドーラと呼ばれていたそうです。いつの間にかカーニバルの音楽であるコンガ、がこの活気の名称になってしまったそうです。スティックで叩くように指定がある楽譜もありますが、本来は手の平や指で叩いて演奏します。ボンッという音がなりますが、名前はコンガです。
演奏するときに片方の手で皮を締めながら叩くと、カッ、という音がなるので、いろいろ遊んびながら演奏をすることができます。
マラカス
シャカシャカと音が鳴る楽器ですが、これをリズムよくチャッチャッ、とならそうとすると結構難しいです。もともとマラカ、という木の実の殻の中に石ころを入れてシャカシャカしたのが始まりで、複数系のSがついてマラカスだそうです。
カバサ
カバサは中南米発祥の曲によく使用されています。
球または円筒形の外側に糸で繋がった玉が巻きついていて、クルクル回したり、手で玉を撫でつけたりして音を出すします。 カバサはポルトガル語で瓢箪(ひょうたん)のようで、もともと瓢箪で作ったのでしょうか。私は円形のものを良く使用していました。ひょうたん型は少数派かもしれません。
ギロ
ギザギザの部分を擦って音を出します。
本家ギロは、瓢箪(ヒョウタン)をくりぬいて作るらしいです。
初めて見たときは演奏方法や持ち方が分かりませんでしたが、慣れると楽しいです。
クラベス
火の用心の拍子木と同じようなものです。片方の手で空洞を作るように持って、もう片方で上からたたきます。
楽器は同じですが、セットによって音色がいろいろあります。
ビブラスラップ
金属片が入った木製の箱と金属の棒でつながった「おもり」で出来ています。。おもりを叩いて揺らすと、箱の中の金属片が箱内面ぶつかり小刻みな打撃音が出る。こちらも所見はどのように演奏するのかが分かりませんでした。
今回はこんなところで、それでは!
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