打楽器の主な種類

楽器
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今回のテーマ:打楽器

学生時代に吹奏楽部で打楽器をしていました。

叩いて音を出すものは全て打楽器に分類されるため、非常に種類が多いです。
よく見かけるものを紹介していきます。

打楽器とは

弦楽器や口で演奏する楽器以外の楽器がまとめて打楽器と呼ばれます。
演奏は手やスティック(木の棒)、マレット(クッション付きの棒)、ビーター(金属の棒)を使用します。*画像は楽天市場へのリンクになっています。

    スティック

     マレット

     ビーター

オーケストラでよく使用される楽器

オーケストラは西洋で発展したため、あまり登場する打楽器の種類は少ないです。大体下記のような楽器が使用されます。*画像は全て楽天市場へのリンクとなっています。

ティンパニ
打楽器の王様と呼ばれており、でリズムも刻めますし、音程もあるため、周りに乗せて音を作ることができます。アラビアのナカラという楽器が直接の先祖になるようです。

スネアドラム
スネアドラムは中世の時代(17世紀あたり)から存在していたそうで、当時は「テイバー(Tabor)」と呼ばれており、片手で演奏する太鼓でした。

昔のスネアドラムは国王のパレードや軍隊の行進で使用するために、太鼓をベルトに付け奏者の右側にかけるようにして演奏されていましたが、
演奏会などではスタンドに取り付けられています。

バスドラム
大きな低音を一発を出す打楽器です。残念ながらティンパニ程オーケストラで使用される回数は多くはありませんが、有るのと無いのとでは音に雲泥の差があります。
吹奏楽では多く登場します。縁の下の力持ち。

シンバル
金属製の丸い鍋蓋のようなものを2つ使用するものがシンバルです。
2枚をわせることで音が出ますが、シンバルが重かったりして中々きれいな音が出ません。オーケストラでは待って待って一発を決めています。

吹奏楽でよく使用する打楽器の種類

吹奏楽ではオーケストラと違い、様々な打楽器が出てきます。
オーケストラで使用される打楽器はもちろん出てきますが、それ以外にも以下のような打楽器は吹奏楽でよく登場します。*画像は全て楽天市場へのリンクとなっています。

グロッケンシュピール                                                        鉄琴です。学校の机ほどの大きさの台の上に金属の板がおいてあります。
金属でてきていますので、キラキラとした音が出ます。メロディーラインを担当したり、ソロがあったりします。

ビブラフォン                                                                  こちらも鉄琴です。グロッケンシュピールより柔らかい音が出て、特殊な機構によってビブラートをかけることができます。

シロフォン                                                         木琴です。使用するマレットによって音色も変わりますが、後述のマリンバに比べて柔らかい音が出ます。

マリンバ
こちらも木琴ですが、シロフォンよりも大きく、低い音が出ます。シロフォンに比べて柔らかい音が出ます。

タンバリン
叩いて音を出すだけでなく、サムロールという親指の腹を使って周りの金属板を連続で鳴らしたりします。

トライアングル
三角形の金属の棒です。こちらも叩くだけでなく、三角形の隅を使ってチリリリリーと連続で音を出したりします。

ウインドチャイム
金属の棒がぶら下がっており、それをなぞることできれいな音が出ます。
星の流れを表したり、ソロがあったり、曲の始まりや曲の終わり使われたりします。

サスペンデッドシンバル
通常2枚で使用されるシンバルですが、この楽器は一枚だけをマレットで叩くことで音を出します。あまり目立ちませんが、吹奏楽では良く使用されています。

打楽器はこのほかにもいろいろありますので、また紹介できればと思います。
それでは!

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