お話と教訓:臆病な猟師

昔話
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今回のテーマ:臆病な猟師

昔話には人生の教訓が散りばめられています。今回は臆病な猟師というお話をご紹介したます。一緒に考えていきましょう。

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学べる教訓

・虚栄は意味がない
・決めつけは良くない

お話の内容

臆病な猟師が木がうっそうと茂る山でライオンの足跡を追っていました。

猟師は、大きな木の側で木こりに出会いました。

「森のニンフ(妖精)にかけてお願いだ。この辺りの洞穴に住むライオンの足跡をしらないか?」
と尋ねました。

ところが木こりが
「それは丁度良いところだった。すぐにライオンの住処を案内しよう」
と答えました。

さて、猟師はどうなったでしょうか?

猟師は真っ青になってガタガタ震えながら
「頼んだこと以上の親切は無用だ。足跡だけでいい!」
と答えました。

解説

皆さん、いかがだったでしょうか?お話自体は短いですが、この中にも教訓が詰まっています。

猟師は臆病であったが、少しでも周りから勇敢に見られたいがために、
ライオンを足跡を追っている=ライオンを仕留めようとする勇敢な猟師
と周囲を誤認させようとしていたのでしょう。

しかし、自分を大きく見せようとしても結局はバレてしまうので、
こういった自分を大きく見せようする行為は無駄だ、ということを伝えています。

ただ、このお話は短すぎて前後関係が良くわかりません。
上記の内容は臆病は猟師が虚栄心から言った前提です。
別に住処に突入するだけが猟師の仕事というわけでもないので、ライオンの足跡=普段ライオンが通る場所、というわけですから、そこに罠を仕掛けて仕留めようとしているのかもしれません。

その人に合った戦い方があるので、勝手に決めつけてもいけませんね。
こういった幅を持たせるために敢えて短くお話をまとめたのでしょうか。。
答えは作者の中ですね。

他のお話はこちら

今回はこんなところで、それでは!

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